2009/09/16

『常滑フィールド・トリップ2009』


「裏口でもあり入り口でもあり」(2009)




告知です。

きたる10月10日(土)から
10月18日(日)までの9日間、
愛知県常滑市で
『常滑フィールド・トリップ2009』
という展覧会が開催されます。


そのなかでぼくは、
「旧常滑地区」と呼ばれる場所に
作品を展示することになっています。

昔、ふとん屋さんをやっていた
家の「はなれ」で、
ほとんど空家のような状態に
なっていた家を展示場所に選びました。

作品名は『赤い記憶』です。

今回、作品をつくるにあたって、
まず、そこで生活をしていた
おばあちゃんの「遺品」を片づけることから
はじまりました。

おばあちゃんの遺した「遺品」の数々。
それらの「もの言わぬ物たち」を通して、
いろいろなことを考え、
いろいろなことを感じながら制作を進めています。

展示場所の一部には、
おばあちゃんの遺した数々の生活雑貨も展示します。
現在、まだまだ制作の途中なのですが。
今回の展示を実際に目で見て、体感して、
何かしら「感じて」もらえたら。
そう思って制作を進めているところです。

これを機会にぜひ、常滑に遊びにきてみてください。
展示作品以外にもたのしめる要素が
ごろごろと転がっていますから。
けっして無用なおしゃれなどせず、普段着で来てください。
常滑という場所は、小学生のころを思い出せる「遊び場」です。
走ったり、とんだり、腕をぶんぶん振り回したり。
もし、忘れてしまっているのなら。
小学生だったころの気持ちを「ここ」で思い出してください。


 家原うんこちんちん利明    



詳しい情報を知りたい方は、
『常滑フィールド・トリップ2009』のウェブをご覧下さい。


※上記のアドレスで見つからない場合は、
 まだ「工事中」の可能性もありますので、
 後日、あらためて試してみてください。


< 今日の言葉 >

「何でも一生懸命やれば、いつか目も鼻もつく」

(常滑に住む90歳のおばあちゃん、
 「竹内さん」が聞かせてくれた言葉)