2015/08/04

愛知県美術館8階J展示室にて、開催










美術館の、

大きな銀色の搬入用エレベーター内で、

見ず知らずの年輩ご夫婦と乗り合わせて、

何となく言葉を交わしたとき。


その巨大なエレベーターの空間について、


「なんか、火葬場の窯(かま)の中みたいですよね」


と言いかけて飲み込み、


「なんか、自分が小さくなった感じがしますよね」


と、すかさず方向転換した

ひときわ常識人の家原利明です。




さて、今日から始まります。


愛知県美術館8階J展示室での展示が、です(倒置法)。



昨日、というか、

まだ寝ていないのでさっきと言えばさっきですが。


何とか無事に搬入、設営を完了いたしましたことを、

ここに報告いたします。



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改めて。


場所:愛知県美術館8階J展示室

とき;2015年8月4日(火)より8月9日(日)まで

   10:00から18:00まで ※入場は17:30まで

 ◎8月7日(金)は20:00まで ※入場は19:30まで

 ◎8月9日(日)は16:30まで ※入場は16:00まで


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今回、グループ展示への参加ですが。


誰よりも早く設営に取りかかり、

誰よりも遅くまで時間がかかった、

そんなおちゃめな家原利明です。




そんなおちゃめな家原利明から

さらにご報告です。



会期中の、

8月6日の木曜日、

朝の開館から15時ごろまで、

会場のどこかに家原がかくれているやも知れません。



というのも、当日、

会場当番と呼ばれる任務に

晴れて着任する運びとなりました。



生まれもっての責任感の強さと、

天賦の才である童(わらべ)のごとき愛嬌を買われて、

会場当番という大役を仰せつかったこの私、

家原利明であります。



どうぞ、その日にお越しになられるお客さまは、

特に報酬はありませんが、

めいっぱいおめかししてお越しくださいませ。



☆ちなみに家原の作品は、
 家原の独断とふところの深さによって撮影可能ですので、
 その目でじっくり眺めて感じたあとは、
 どうぞ心ゆくまでシャッターをお切りください。


☆美術館という場所がら、走ったり、騒いだり、お菓子を食べたり、犬とたわむれたり、作品に触れたり、なめたり、はなくそをつけたり、けちをつけたり、土をつけたり、靴下を脱いでにおいをかいだり、意味なくにやついてみたりしないよう心がけてください。




それではみなさま。


どうぞ会場へと足をお運びくださいますよう、

心よりお待ち申し上げております。



家原以外の方々の作品も、

ご来場いただいたみなさまを

たのしませてくれるにちがいありませんから。




原画や空間、その場の空気感は、

美術館へ足を向けたその人にしか味わえない、

その人だけの原体験なのです。



生(なま)の体験を、

生の感覚で、感じてくださいませ。




それでは最後に。




搬入に向かう道すがら、

前方をゆくトラックの荷台に積まれていた、

絶滅したはずの恐竜の姿を見て驚き興奮し、

追跡した末、撮影に成功した1枚をここに添え、

開会の挨拶と代えさせていただきます。








それでは、会場で!




お休みなさい!





木曜日早番担当/家原利明





< 今日の言葉 >

「藤子不二雄は、日本のグリム兄弟だ」

(7月16日の日記より)