2023/09/07

決定版・これが有松温泉だ



 


小学生のころ、

よく入りに行った銭湯、

「有松温泉」。


旧東海道ぞいにあるその銭湯は、

古めかしい風情を残した、

昭和感いっぱいの場所だった。


(※現在『有松温泉』と呼ばれている

 施設とは別のものです)


『決定版・これが太田屋だ』

につづく第2弾として、

うる覚えの曖昧モコな記憶をもとに、

今回、「有松温泉」を

記録してみたいと思います。



* *



下足入れの「ふた」は、
灰色の重たい金属製で、中がのぞける。
植物みたいな有機的な模様だった。
「かっこいい番号」より、
出し入れしやすい中段が人気枠だ。




当時、入泉料は

330円だった気がする。


有松温泉の営業開始時間は、

午後3時30分だったような。


どれもみな曖昧な記憶で、

たしかめようにも、

そこにはもう、

銭湯の名残は跡形もない。


ぼくはこの、

「有松温泉」がお気に入りで、

特別な理由もなく、

一人でもふらりと足を運んだ。


とは言っても。


それは、親知らずな毛が

生えるまでのことで、

小学5年生にもなると、

銭湯にはいかなくなった。


学区内の銭湯。


もし、わが発毛の秘密が

誰かに知れ渡り、

号外となって駆け回ってしまったら

取り返しのつかないことになる。


そう思ったのは事実だが。


はたしてそれが、

有松温泉、または銭湯から

足が遠のいた理由なのかは

定かではない。


ということとで。


これは、小学4年生ごろ、

または、

小学5年生1学期ごろまでの

お話である。



* * *



番台には、おじさんかおばさんが座っていた。
おじさんの場合は、小さな音でラジオが流れていた。
マッサージチェア(有料)横のスペースは、
喫煙スペースだった。



有松といえば、

絞りや「なまこ壁」などが有名だが。

小学生のぼくにとって

それらは景色でしかなく、

小林模型店(プラモデル屋さん)や

ハローフーズ(スーパーマーケット)、

さんむ〜ん(ファンシーショップ)、

日本書房(本屋さん)などが

日常の風景だった。


有松温泉は、

文房具屋さん、化粧品店をこえた場所、

プラモデル屋さんよりは手前の

場所にあった。


土曜日や日曜日の夕方、

友人たちと「待ち合わせ」をして、

有松温泉に入ることもしばしば。


そんなときは大はしゃぎ。


まだ人もまばらな銭湯を

貸し切ったかのごとく、

浴槽内を泳いだり、

浴室タイルの床をすべりこんだりして、

大いに盛りあがった。



『洗髪(シャンプー)をする方は50円追加』。
男湯と女湯は、番台前の扉から行き来できる。
もちろん「子ども限定」だが。
(↓下図につづく)




ごつくて重厚な金属製の体重計。
ドライヤーは有料で「3分10円」。
男湯女湯を仕切る壁(鏡)の上に、テレビがある。
男女どちらの脱衣所からも見える位置だが、
番台からいちばん見やすい位置でもある。



あるとき、

浴槽内を泳ぎ回っていて、

大きな声に、立ち上がった。


怒声の主は、

背中をびっしりと

絵柄でおおいつくした、

若い男性だった。


「コラァ、くそガキ!

 ここはプールじゃねえんだぞ!」


まったくもって、ごもっとも。

正論中のセイロンティー。


男性は、

頭に真っ白な泡をいただいたまま、

ぼくらをにらみくだした。


「人が頭洗っとんのに、

 バシャバシャ湯ぅ飛ばすな!」


ぼくは「平泳ぎ」だったが。

横を泳ぐ友人は、

全力バタ足のクロールで

ぐるぐる泳ぎ回っていた。


銭湯には、

背中に絵柄の入ったお客さまが

ちょくちょく来られていた。


一度、背中に、

『キャンディ・キャンディ』

の絵柄が描かれた

おじさんを見た。


おじさんの広々とした背中で、

パラソルをさし、

にっこり笑う、キャンディ。

(本名:キャンディス・

 ホワイト・アードレー)


思わずじっとながめるぼくに、

おじさんがふり向き、

にっこり笑って

誇らしそうに言った。


「キャンディ・キャンディ、

 娘が好きなんだよ」


いまにして思えば、

ものすごく気合の入った

愛情表現である。


赤い、ナナホシテントウが二匹。

そんな絵柄も見たことがある。

真っ赤なバラの、絵もあった。


けれどもたいてい、

鯉が滝に登っている絵柄や、

龍や虎、武神などの

勇ましい絵柄が多かった。


どれもが背中いっぱいで、

紺色がかった墨色の絵は、

当時のぼくには、

洗っても落ちない、

不思議な絵柄だった。


そしてどれもがうつくしく、

思わず見入ってしなうほどの

ものだった。


浴槽で泳ぎまわる

ぼくらをいさめた男性は、

まだあまり色の入っていない

絵柄の背中ごしに、

ぼくらをにらみすえている。


「ごめんなさい」


黙りこくった友人の代わりに、

ぼくが、頭をさげる。


「おう。・・・もう泳ぐなよ」


男性は、そう言うと、

洗面器でザーッと頭の泡を

洗い流しはじめた。


湯をあがったとき、

ややしゅんとなったぼくらを

待ち受けていたかのように、

脱衣所には、男性の姿があった。


やせてはいるが、背が高い。

小学生のぼくらには、

見あげるほどの上背だった。


「おいボウズ、好きなの飲め」


と、男性は、

よく冷えてくもった冷蔵庫を

あごでさし示した。


お言葉に甘えつつも、

おずおずと、友人と2人、

それぞれ好きな牛乳を

1本ずつ取った。


ぼくは、フルーツ牛乳を選んだ。


(牛乳は、白・コーヒー・

 イチゴ・フルーツ、

 透明な色の

 アップルジュースもあった)


「おばちゃん、これ、牛乳2本分ね」


番台に小銭を置いた男性は、

ちょっとだけ立ち止まって

ぼくらを見たあと、

少し笑って、

何も言わずにそのまま

銭湯をあとにした。


よく冷えた牛乳を飲みながら、

ふと、お礼を言いそびれたことに

気がついた。



その日、

湯あがりに飲んだ

冷たいフルーツ牛乳は、

なんとなく、

いつもよりおいしく感じた。



* * * *



脱衣かごは、水色・ピンクの樹脂製のものと、
天然素材(籐:とう)のものがあった。
脱衣ロッカーは、ラワンのような木製。
床には「ござ」が敷いてあった。






<浴室見取り図>


浴室には、

ぬるめの浴槽と、

広々として大きな浴槽があった。


その横に、

「電気風呂」と呼ばれる

浴槽があった。


拷問器具でもなんでもなく、

ごく普通に、そこにあった。


『心臓の弱い方、

 お体の弱い方は

 入らないでください』


その注意書きは、

まるでぼくらを

びびらせているかのような

または、試しているような

感じに見えた。


いちばん最初に入ったのが、

何年生のときだったのか。

それは覚えていないけれど。


入るまで、

なかなかの時間を要したことだけは、

よく覚えている。


最初は、

体洗い用のタオルを

電気風呂にひたすことから始まり。


次に、

桶(おけ)にくんだ

電気風呂の湯を、

おそるおそるさわってみて。


こんどは指の先で

ちょんと湯の表面にふれてみて。


指先をそっと入れてみて、

しばらくして

妙な感触にあわてて

その手を引っこめたり。


そのときはたしか、

1人ではなかった。

友人もいっしょだった。


「なになに、どうしたの⁈

 どんなかんじ⁈」


電気というと、

当時のぼくらの頭では、

ガイコツがすけて

ビリビリとなるものだという

マンガ的な解釈しかなかった。


(これが、

 電気というものか・・・)


などと伝記的に(電気だけに)

思ったかどうかは不明だが。


電気とともに、

衝撃が走ったのは事実だった。


「電気」の感触。


あのビリビリの「電気」に

「さわった」ということに、

少しばかりおどろいた。


「よし、入ろう」


ついに。

勇気をふりしぼって、

電気風呂の中に入ってみた。


ぼくら3人、

最初は何ごともなく感じた。


「ちょっとピリピリするね」


「あんまりわかんないな」


とか言いながら、

肩をいからせ、

なぜかちんちんだけは

ぎゅっとにぎって。


浴槽の底、

銀色に光る金属製の板がある。


なんとなくそこに近づく感じで

足を動かすと、

急に体がビリビリと振動した。


びっくりしたぼくは、

あわてて湯からとびあがった。


「どうしたの?」


「その鉄板が、ビリビリする」


ぼくの声に、

おそるおそる足を近づける友人。

少し遅れて、

ぼくの焼き直しみたいに、

友人が湯からはねあがった。



そんなこんなで。


何度か試すうちに、

少しは慣れたようだったが。


電気風呂に

じっとつかっている

おじいさんなどを見ると、

やっぱりちょっと

信じられなかった。


「なにがいいんだろ?」


小学生のぼくは、

そんなふうに心で思いながら、

ちらっと、

おじいさんの顔を

横目に見るのだった。



* * * * *



鏡前の席


体を洗うときには、

空いているイスを見つけて運び、

桶を手にして鏡の前に座る。


体を洗う石けんは、

うまくすれば、

誰かの「置き忘れ」があった。

シャンプーやカミソリなんかも、

鏡の前の出っぱりの部分に、

ちょこんと置かれていることがある。


蛇口は、

ひねるタイプではなく、

押すタイプのもの。


赤を押せばお湯が出て、

青を押すと水が出る。


押してしばらくすると、

勝手に止まる。

出しっぱなしを防ぐためだ。


有松温泉には、

鏡前に個別のシャワーがなかったので、

頭を洗うときにも、

桶に湯をためて

洗い流す必要があった。


押してためては流してのくり返し。


なかには、

桶2つを巧みにあやつる

強者(つわもの)がいて、

それがなかなかの妙技で、

見ものでもあった。


2つの桶を交互に取り、

ためながら、流す。

流しながら、ためる。


そんなに急いで

どうするんだろう。


おじさんとかが

懸命にそれをやっている姿を

はたで見ると、

リズミカルであわただしくて、

ちょっとおもしろい。


当の本人は、

泡だらけで目を閉じ、

背中だけをこちらに向けている。

そこに自分しか

いないような感じで。


それがまた、おもしろい。




有松温泉には、

サウナ室があった。


あの、サウナ独特のにおい。


そのにおいを

いっぱいに吸いこもうとすると、

鼻の穴の中が、

あぶられたように熱くなる。


なんとも形容しがたい、

サウナの、乾いた、熱いにおい。


中に入ると、

溶け出したろうそくみたいに

だらだらと汗を流すおじさんが、

彫刻のように座っている。


座席(ベンチ)のようになった

出っぱりに、腰をおろす。

タオルの敷いてない部分にふれると、

フライパンみたいに

熱々だから危険だ。


壁にかけられた湿度・温度計。

湿度が高く、気温も高い。


正直、正確な数字は覚えていない。

たしか100℃に近かったような。


とにかく、

びっくりするほど高かった

という記憶だけはある。


おじさんはまだ、

じっと黙って座っている。


いつから入っているのだろう。

いつまで入っているのだろう。


入ったばかりのぼくは、

熱くてたまらなく感じて、

もう、すぐにでも出たいと思う。


入口のわき、

横長に細く切られた窓からは、

ほんの少しだけ

外の世界が見える。


そこから見える世界が、

やけに涼しそうに見えるのは

どうしてだろう。


脱衣場の扉が

開けられるのも見える。

冷たい牛乳がおいしそう。

思わずのどが、ごくりと鳴る。


サウナ室内の時計を見る。

まだ2分も経っていない。


がまんできなくなった友人が、

逃げるようにして飛び出した。


そしてまた、

少ししてから戻ってきた。


そしてすぐまた飛び出して、

またすぐに戻ってきたとき、

彫刻みたいに

じっとしていたおじさんが、

友人をきっと見つめた。


「何べんも

 出たり入ったりするな。

 サウナの温度が下がるだろ」


そう。

銭湯は、学びの場でもある。


たいてい1回は、

おじさんに叱られる。


1人でいるときには、

ほとんど叱られることはないが。

ガキが集団でいると、

たいてい何かしらで

叱られることになる。


知らないおじさんに叱られること。

それが「社会勉強」なのです。



サウナ室を出たあと、

水風呂にザッバーンと飛びこむ。


そこでもまた、お叱りをいただく。


「冷たいな! 静かに入れ!」


そばにいたおじさんが、

舌打ちまじりに声をあらげる。


ぼくら「子ども」は、

肩身がせまかった。


銭湯という場所では、特に。


ついつい遊んでしまう、

はしゃいでしまう「子ども」は特に、

肩身がせまかった。




有松温泉には、

サウナ室を出たところに、

水飲み場があった。


地下数百メートルから

くみあげた地下水らしく、

白い塩ビ製の札には、

黒いペンキの筆文字で、

こう書かれていた。


『ポカリスエットヨリウマイ』


その地下水は、

たしかにおいしかった。


冷たくて、なめらかで、

すごくおいしい。


が、それは

「水」として、の話だ。


言うなれば「無味無臭」。


正真正銘お子ちゃまなぼくらには、

それは単なる「水」だった。






冷たくておいしいお水。


小学3年生まで、

ポカリスエットを

飲んだことがなかったので、


「なんだ。

 ポカリスエットって、

 これよりもおいしくないんだ」


と、思いこんでいた。



初めてポカリスエットを

飲んだとき。


その、

あまりの「おいしさ」に

おどろき、感動してしまった。


ひと口飲んだ缶の飲み口を、

じっとながめたまま、

そのおいしさに

しばらく酔いしれたほどだ。


そのとき思った。


有松温泉の水飲み場の、白い札よ。

なんだか逆に、ありがとう、と。


逆の魔法をかけられたぼくは、

そのときの感動を

いまだ忘れられない。


そしてぼくは、

しばらくのあいだ、

ポカリスエットのとりこになった。


部活に、家の冷蔵庫に、

缶に、ボトル(専用水筒)に。

夏休みには、

箱で買った粉を毎日溶かして、

部活に持って行った。


そんなわけで。


ポカリスエットと有松温泉は、

切っても切り離せない記憶なのです。



* * * * * *



有松温泉には、

家族で行ったこともあるし、

友人ともちょくちょく行ったが。

ときどき1人で行くこともあった。


そんなときはたいてい、

まだ明るい、

営業開始すぐくらいの

時間に行った。


ぼくが有松温泉を

気に入っていた理由は、

いくつかあったと思う。


その中でもおそらく

上位だったと思われること。


ステンドグラス。


有松温泉には、

ところどころにステンドグラスが

はめられていた。


赤、青、黄、緑、オレンジ。

色とりどりに輝くガラスを、

黒い枠がきりりと囲う。


無骨だったり、繊細だったり。

有機的だったり、幾何学的だったり。


男湯しか見たことがなく、

また、全部を覚えている

わけでもないけれど。


ビーナスのような裸身や、

茎の伸びた花の絵など、

浴室への入口を囲む感じで

飾られていたように思う。


よく覚えているのが、

水飲み場の近くにあった

ステントグラス。


図柄の正確さはさておき、

鯉(魚)の絵だったことは、

まちがいなく記憶している。


目はオレンジで、

宝石みたいな形にカットされた

ガラスだった。


行くたびにぼくは、

鯉のオレンジ色の目を、

タオルで包んだ指先で、

きゅるきゅると磨いていた。


・・・謎の習慣行動ですね。








もう1つは、天井の、

天窓のステンドグラス。


天窓と言っても、

垂直な壁に設えられた窓で、

方角はちょうど西側だった。


なので、夕方近くになると、

そこから光が

まっすぐにふりそそぐ。


ステンドグラスごしの

色あざやかな陽光。


これが本当にきれいで、

本当にすごく好きだった。


もしかすると、

記憶の捏造(ねつぞう)や

誇張がまじっているかもしれない。


けれども、

すごくきれいだったという記憶が、

そうさせているのだから。


それはまちがいなく、

すごくきれいだったのだろう。


まだ明るい時分、

白い湯気のゆらめく浴室に、

天窓から色とりどりの光が射す。


赤、黄、緑、青、オレンジ。


教会ともまたちがった、

不思議な風景。


壁には富士山のモザイク画。


そう。


言うなれば

極楽浄土的世界観だった

かもしれない。


白い湯気が、

赤やオレンジ、緑に染まる。


湯に浸かり、

天井を見あげると、

幾条もの光の筋が、

色の矢となって

白い雲(湯気)をつらぬく。


みなさんも想像してみてください。

この、神々しく、美しい光景を。


万華鏡のような、光の世界。


夕陽がオレンジ色に染まると、

またさらにきれいな景色が見れた。


あたたかなお湯に浸かり、

時間も重力も

曖昧になった「温泉」で、

色に染まった光を、湯気を、

ぼんやりとじっとながめたこと。


そのときは、

きれいだな、という以外に、

こんなふうにいろいろ

思ったりはしなかったが。


ぼくは、この風景、

この記憶を得られたことを

本当に宝物だと思っている。


この景色を見た自分と、

そうでない自分とでは、

きっとずいぶん

ちがったんじゃないかと思う。


ぼくは、

この風景を独り占めしたくて、

ときどき1人で温泉に浸かった。






すっかり大人になって。


もう「号外」も

こわくなくなったころ、

久しぶりの地元めぐりで

「有松温泉」に向かった。


そこはもう、

砂利ばかりが広がる、

空き地だった。


奥には、温泉ではなく、

ごく普通の住居が建っていた。



何年、何十年ぶりかに見たそこは、

まるで銭湯など

初めからなかったかのような

感じに見えた。



あるあると思っていたものが、

いつのまにか、なくなっていく。



大好きだった

有松郵便局の建物も、

チキンコーナーも、

小林模型店もない。



時間は前に進んでいく。

うしろをふり返りたがるのは、

人間だけだ。



なつかしさでも郷愁でもなく。


ぼくは、

ぼくの見たうつくしい景色を

人に伝えたい。


めずらしいものを見つけた犬が、

体にそれをこすりつけるように。


しみこんだ景色を、体験を、

記録したい。


ただ、

それだけの

ことなんです。




記憶の中の有松温泉では、

今日もステンドグラスの

色の光が差しこんで、

ポカリスエットよりもウマイ地下水が、

サウナあがりのおじさんののどを、

やさしく冷たく潤している。


なくなっても消えない記憶。


みなさんの銭湯は、

どんな銭湯でしたか?


湯あがりには、

なに牛乳を飲みましたか?


さて、今回の記述。


のぼせたり、

湯冷めしたりする前に。

そろそろおしまいに

しようと思います。



「お〜い、出るぞー」


「は〜い」



誰ですか、

裏表を逆にしたり、

前後ろを逆にしたりして

ごまかす人は。


そうならないためにも。


銭湯に行くときには、

風呂あがりに履く、

新しいパンツも忘れずに

持ってきましょう。




< 今日の言葉 >


「コネクションだか

 仔猫ちゃんだか知らないけどさ」


(『イエハラ・ノーツ2023』より)