《家原美術館2013》が終わって、
もうすぐ1カ月が経とうとしてるってワケなんだけど。
もう、ずいぶん前のことに感じるよね。
時間の流れってものの速さに、
いつも驚かされっぱなしのオレだけど。
ふりかえると時間なんて一瞬だもんな。
思い返すと、昨日のことみたいに鮮明なクセに、
1年くらい前のことみたいに感じたりもするから。
本当、不思議だよね。
時間ってヤツは、
姿が見えないからこそ、
こんなふうに、
形や重さ、密度を変えて、
積み重なって行くもの、なんだよね。
・・・・さて。
今回お届けする、
『家原美術館だより#4 〜「薬」編』。
今回は《家原美術館2013》会場の、
夕暮れ〜夜の風景を中心にお送りしたい所存でありまする。
今回もまた、
お写真でお見せする「ヴィヂュアル系」ですので、
お菓子とか食べながら、
適当な感じで見てくれたらいいなって思うよ。
それでは、
『家原美術館だより#4 〜「薬」編』。
スタートです!
薬局部分 |
《こんがらがった》と《きのこの王さま》 |
白熱灯から伸びる、放射線状の光がきれいです。 |
《家原美術館看板》と「おねしょにユリアン」の小便小僧。 |
右手入口より |
入口扉を閉めたところ。 |
座敷につながる入口と、調剤室・試験室。 |
50年ほど前のものと思われる、古いガラス製の薬瓶。 反射する光と、白い棚に落ちる陰影が ゆらゆらしていてきれいです。 |
画面中央《春の新作》が光を反射しています。 |
薬局部分は窓や瓶類など、ガラスが多いので、 光が反射してたくさんになります。 |
薬品類をぎっしり詰めこんだ棚と、 その上に並べた《牛乳瓶コレクション》。 |
《頭の中がまとまらない》《春の新作》《五色の光を放つ女神》。 青、黄、赤と並んでいます。 |
光を反射する《お花マン》。 光が当たって、表面の凹凸(おうとつ)が分かります。 |
日が落ちるにしたがって、光の色みが どんどんオレンジ色っぽくなっていきます。 |
光を反射する《牛乳瓶コレクション》。 |
「カネボウ棚」に貼った赤い布が、目にあざやかです。 |
左上から《金曜日の人工衛星》《山を眺める木》《おしゃれをして出かける人》 《カマキリの怪物》《何も考えずに踊る人》 |
「岡江久美子棚」に飾ったスケッチブック作品。 鉛筆のほかに、油彩、ボールペン、色鉛筆、パステルなどを使った作品です。 |
「ヒストミン棚」に飾ったスケッチブック作品。 中央、左から《変なボタンを押す人》《かっこいいブーツ》《ボールを持った女の子》。 |
ぴかぴかのガラスが、ぴかぴかに光って、すごくきれいです。 |
座敷3 |
座敷2から中庭を眺めたところ。 古いガラスは「吹きガラス」の製法でつくられているため、 水面のようになみなみしているのだそうです。 |
夜7時半ごろ。座敷2の縁側より、お手洗いと廊下を見たところ。 |
《フローティングボールペン展示器具》と縁側に伸びる影。 |
閉館時間をすぎたころ。 ひとり、戸締りをする時間も、なかなか味わいがありました。 |
雨の夜は、光がさらにきれいでした。 |
さてさて、さて。
『家原美術館だより#4 〜「薬」編』。
いかがでしたでしょうか。
次回は『家原美術館だより#5 〜「局」編』として、
会期中にあったさまざまな出来事を
お伝えしようかと思ったり思わなかったりするので、
むしろ、あてにせずお待ちくださいまし。
それでは、Ma - Ta。
・家原美術館2013 中間報告
・家原美術館2013 はじまり
・家原美術館だより#1
・家原美術館だより#2
・家原美術館だより#3
・家原美術館だより#5
< 今日の言葉 >
「オレはただ、自分にとって最高のターンをするだけだ!」
(『モンキーターン』22巻P57
/波多野憲二と洞口雄大の最終ターンマーク対決)