2010/02/24

話し上手になれなかった人からのデリバリー報告


先日、ぼくのもとに、
知人である30代の男子から
1通のメールが送られてきた。


頼んでもいない、風俗店での体験報告。


「もう、二度と行きません。
 ぼくの汚れたイメージをなくしたいんです」

年末に、語気を強くして言い切った彼なのだが。
年始早々、彼はまた「汚れに」行った(2010年1月6日号参照)。


彼の、やり場のないリビドー。
ぼくらは彼のそれを、 “ 生理 ” と呼んでいる。


「いやいや。もう絶対に行きません」


あれほど強く心に誓ったはずなのに。
またしても彼は「あぶく銭」を使った。

どうしようもなく優柔不断で、
飴のようにもろい決意を持つ男。


彼の “ 汚れた ” 報告は、
こんな軽い調子の書き出しではじまった。



< 汚れたくない方は、この先ご遠慮ください。>



(以下、引用)

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こんばんは〜。


(中略)

ご報告が遅れてしまいましたが、2度目のレポートになります。

きっとどんなものよりも正確な周期で訪れる、私の「アノ日」はもう終わっていて、
前日の手配がウマくいかなかったために、まさに「2日目」のキツメの生理でした。

今回は△△(地名)にあるデリヘル、「▲▲(店名)」を調査してきました。
久々の突撃に否応なしにも興奮と緊張が高まります。



【日時】 2011年2月某日深夜(←原文ママ)
【店名】 ▲▲(韓国人女性専門店)
【費用】 20,000円



「今日は久々に呼ぶか!!」と、気合いを入れてサイトを検索していると、
40分14,000円 という価格を打ち出している「▲▲」を見つけました。

姫達もなかなかで、値段も格安.......即決まりました。

早速、携帯を手に取りお店に電話をします。


「はい、▲▲ですっ」 愛想の良さそうな30歳前半であろう男の声。

「40分コースで女の子をお願いしたいんですけど...。」 と、私....。

「ご指名はございますか?」 と聞かれ、ネットで吟味した姫のなかから一人の名前をいう。

「サユリちゃんでお願いします.....。」 
「ちょ〜うど良かったですっ、今でしたら指名なしでもサユリさんが行くところでしたよ〜」
と、うれしい言葉。


待ち合わせの時間、ホテルを決め料金の確認をすると、20.000円。
どうやら、40分のコースより60分のコースを薦めたいとのこと。

「サユリさんでしたら、60分のコースでも損はしませんよっ!」と、テンション高めに言う男に負け

「わかりました、60分のコースでお願いします...。」と、渋々承諾する。

「では、お名前を...?」

そう聞かれることはもうわかっていたので、自信満々に「ヤマグチですっ」と言う。


電話を切り、待ち合わせ場所であるラブホテルへと向かう。

ホテルの名前は「◎◎。」(って.......、 またかいっ!!)

と、思いつつも車を走らせホテルに到着する。

何年か前までは「二人」で入ることが当たり前であったラブホテルが、
最近では「一人」で入ることが当たり前になりつつあることに違和感を感じながらも部屋に入る。


再びお店に電話をし部屋番号を伝える。

アダルトビデオを見ながら、15分程待つとチャイムが鳴る。

「来たっ」と、思い急いでテレビを消し、有線を流す。

ドアのほうへ向かおうとすると「ガチャッ」という音と共にドアが開き、姫が現れる。

「こんばんは〜、お待たせしました〜」と、つたない日本語で話す姫の姿を見て
心のなかで思わずガッツポーズです!!

写真どうりの今風の可愛い女の子です。

先にお金を払い、少し世間話をしてシャワーへと向かいます。
脱衣アシストはなかったものの、姫に体を洗ってもらうだけで小生の息子は元気になってしまいます。

その後ベッドへと向かいプレイ開始です。

前回と違い部屋を明るくしたままにしようとしたのですが、「もう少し、暗くして」と姫が言うので
若干、照明をおとします。
どうやら姫は「恥ずかしがりやさん」のようです。

プレイ展開は標準的ですが、やさしく丁寧です。

20分が経過したあたりでいよいよ挿入です。 まずは姫が上になります。
姫の感じている顔をみているといてもたってもいられなくなり、攻守交代です。

「20,000円分楽しまなければ」という使命感と共に、久々の快感に浸ります。

普段使わない筋肉を使ったせいか右足の付け根あたりに違和感を感じ、ツッタような感覚がしました。


「あっ!!」 その時違う場所にも違和感を感じました。



「出ちゃった......。」というのはまさにこのこというのではないでしょうか。

志半ばとでもいいましょうか、60分たっぷり楽しむつもりでお金を払っているのに、
まだ30分くらいしかたっていません。

徐々に小さくなっていく息子を強引に姫の中にいれようとしたのですが、
出てしまっていることを姫に見つかりそこで強制的にプレイ終了です。

結局のところ40分コースで十分だった気がします。


今回はこのような不甲斐ない結果となってしまいましたが、姫が可愛かったこともあり
満足しております。



P.S それにしても、ローションというものは何故あんなに気持ちいいんでしょうね?




あっ!!

作文と履歴書、書かなきゃっ!!



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(以上、引用終わり/原文ママ)



といった内容の、彼の「報告」。

ご意見ご感想は、
読んでいただいた方々、各人にお任せするとして。

なんだか最近、彼の「語り口」が、
妙に “ 巧く” なってきている気がしてならない。


数年前、
彼は『話し上手になる方法』という本を買ったと、
うれしそうに見せてくれたことがあった。

本を見せてもらった日から2週間ほどして、彼に聞いてみた。


「そういえば話し上手になれるあの本、読んだ?」


ぼくの問いかけに対して、彼は、


「えっ、なんでしたっけ、それ?」


と、真剣に白紙状態の顔で聞き返したほどだ。


読むだけで話し上手になれる、魔法の本。

結局、買っただけで、
読まずに忘れてしまっていた彼は、
話し上手にはならず、聞き上手にさえならなかった。


そんな彼も、
風俗体験談になると
なぜか饒舌(じょうぜつ)で
流暢(りゅうちょう)な語り口になるから不思議だ。

その調子で履歴書も、
面接時に持参する「10年後の自分」というテーマの作文も、
なめらかに書けるといいのだけれど。


好きこそ物の上手なれ、ってわけですかね。



< 今日の言葉 >

おれ、なげわ。
サクッと軽い、ポテト・リングスナックやねん。
トマトのうまみとクリームのコクがあとひく
おいしさのトマトクリーム味が新登場!
一度食べたらヤミツキやで!

(『なげわトマトクリーム味』の裏面コピー)