《家原美術館》の展示期間が終わって、
早いもので20日が過ぎました。
もう、すっかり昔話のような感じですが。
まだまだお見せしていない箇所があるので、
《家原美術館》の展示の模様を、
引きつづきお伝えいたします。
今回は「和室2」と「蔵」の
展示風景をお伝えいたしますので、
どうぞごゆるりとご覧くださいませ。
中庭より。向かって左手に見える棟が「和室1」で、 正面に見えるのが「和室2」です。 |
和室2の風景。暑いけれど、外の風を感じてもらいたかったので、 冷房はつけませんでした。扇風機を回しての展示です。 |
和室2に入ってすぐ、「お名前書いて帳」と、 その奥の机には作品集が置いてあります。 |
たくさん飾りたかったので、床置きの展示を考えました。 |
奥の壁、左に見えるのが《家原健三郎》。ぼくのおじいちゃんです。 その右が《うまと蝶々》と《神さまのロボット》です。 |
《鳳凰》《お城王子》《ハイ、ワカリマセン!》など、 小さな作品もたくさん飾りました。 |
奥のふすま、左端《頭が光った》。今回みなさんにお渡しした 「家原美術館限定手ぬぐい」の元になった絵です。 |
中庭からは、風だけでなく光もさんさんと差し込んできます。 むかしの人は、こんなにきれいな光と影に包まれて 生活していたんだな、と感じました。 |
《派手な鎧(よろい)を着た姫》と《コントロール不能》。 |
《考えるまでもない》と《少数民族部族》。 |
《やさしい魔女がリンゴをくれた》と《優等生には分からない》。 |
左から《公園マン》《イソギンチャクの花》《手をふる人魚》。 |
同じく左から《野良猫》《やさしくて強い動物》 《空を飛んだイカルス》《ミラーボールガール》。 |
床の間に飾ったおじいちゃんの絵に、 雑貨屋さんとコーヒー屋さんのお2人からいただいた フルーツ盛りをおそなえしました。 |
床置きの絵を45°に支えるための「脚」。 9㎜厚のラワンベニヤでつくりました。 |
左手《機関車(N1974)》は、展覧会が終わって、 ぼくの手もとからお客さんのもとへと旅立ちました。 |
古い鏡台と《海の生きもの》。 |
右手が「和室2」。 縁側(廊下)の先は「和室1」です。 |
「蔵」は、和室1の北側、 坪庭を抜けたところにあります。 |
こちらが「蔵」の中のようすです。 今回の展示での「蔵」の役割は、自分の『内面』や『過去』を伝える場所。 蔵の中央にベンチを置き、じっくり眺めてもらえるようにしました。 |
ほの暗い蔵の中、2002年ごろから2009年の作品まで、 スクラップ・ブックみたいな感じで、めちゃくちゃに飾りつけました。 |
蔵の作品展示数は50点ほど。四方の壁をぐるりと取り巻くように飾りました。 右手に見えるのが《夜》という作品です。 |
・・・以上。
和室2、蔵の展示は、こんな感じです。
次回は「2階洋室」と「茶室」の模様を
お送りいたします。
それでは、また。
次回をおたのしみに。
★《家原美術館だより#1》〜 7歳の女の子とぶたまんじゅう の巻
★《家原美術館だより#2》〜 緑色のボールペン の巻
★《家原美術館だより#3》〜 120円とキーホルダー の巻
< 今日の言葉 >
「はい、敬語は得意ざます」
(「えっ、『ざます』って敬語じゃないの?」)