2014/03/31

名言を残すの計画






高校時代からの夢。

それは「名言を残すこと」。


授業中、らくがきをするか、おしゃべりをするか、
国語辞典や生物便覧をぱらぱらめくるか。


そのほかにすることといえば、


「なんかいいこと」


を思いついて、それを書き留めておくこと。


そんな程度の、
ゆるい姿勢ではあったけれど。

おぼろげながら、


「名言を残す」


という思いは、あったような気がする。



ぼくの仕事は、絵を描くことだ。




それが「肉」なら、
「血」や「骨」にあたる部分に、
くだらない「思いつき」がある。




なんの意味もなく、
さして目的もなく。


ただ思いついたことを、
つれづれに書き留めておく行為。



何者でもないぼくが「ネタ帳」を持ちはじめたのは、
たぶん、高校生のころだったと思う。



日記は、中学1年生のころから書いている。

中1(13歳)の元旦から今日まで。

一時、途切れもしたが。
なんやかんやで、ずっと書きつづけている。


学生のころ、
その日の出来事をあまりにも長く書きすぎるので、
ノートを『連絡帳』に変えたりもした。

それでも長く書いてしまうことがあり、
寝るのが1、2時間ほど遅くなるのがあたりまえだった。

多い日にはB軸のノートにびっしり、
4ページにも渡って「今日の出来事」を事細かに書き記すこともあった。


どんなことがあっても、
ぜったいに毎日書いていた日記だったが。

毎日「ふり返って」ばかりで、
睡眠時間をずいぶん削っていた。


こんなことをしていたら、寝れなくなってしまう。


これではいけない、ということで、
一時期、日記を書くことをやめた。



ということで。

20代の、2〜3年間。

日記を書くという行為を、いったんやめにした。



そしてまた自然発生的に再開した、日記の記述。



書かない日もある。

箇条書きのこともある。

書きたいときには、いっぱい書く。



罫線のない、まっ白な紙面のノートに、
使いなれた『BIC』のボールペン(Medium  1.0㎜)で書く日記。


そんな「日記」が、
かれこれ十数年、毎日つづいている。


ひまなものですね。



読み返すことは、
まったくと言っていいほど、ない。




日記とはまた別に。

「思いつき」を書き留めておくノートが2冊ある。


こちらはふと、見返すことがある。


1冊は「自宅用」、
もう1冊は「持ち歩き用」。


持ち歩き用は、言うまでもなく、
出先で何かおもしろいことを見つけたり、
思いついたりしたとき用のための「メモ帳」だ。


以前、展覧会(家原美術館2013)でも展示した、
手のひらサイズの小さなメモ帳。

電車のなかや、街角で、
むかしの刑事のような様相で「思いつき」を書く。

ときには絵も描く。












意味なく書き留められた、思いつきの断片たち。


月に1度の
この随筆(ブログ)で発表する<今日の言葉>では、
まどろっこしくて仕方ないので。


今回、そんな「断片」を、
一挙に、調理することなくそのままばらばらと
書き連ねてみようと思ったわけです。



今回公開するのは、
ここ最近(1〜3月分)の記述からの抜粋です。



どうぞみなさま。


何の足しにもならない、
むだな時間を、
ごゆるりとおすごしくださいませ。




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・「寒い寒い言うな!」という言葉は、
 “がまんしろ”ということでなく、
 “温まってこい”という『やさしさ』からくる言葉。




・「無理リン・モンロー」

 (相手の無理なお願いを、カドが立たないように断るための言葉)




・スーパーマリオみたいなおならが出た。

(おならをしたら、マリオがジャンプするときのような音が出た)




・『みそらーめん』をカタカナで書いてもらえば、
  相手が日本人かどうか分かる。

(正:ミソラーメン 「シソラーメン」や「ミンうーナソ」などは誤り)




・バリバリデリバリー
 バリバリバッテリー
 バリバリバーバリー






《驚いたときのためのリアクション「ガーン」の図》


・いかにも深刻な顔つきで、大仰に、両手で頭を抱える。

・手のひらで、というより、10本の指先で頭を抱える感じ。

・「知らなかった」「だまされた」などと言葉を添えるとよい。

・ひじを机についた姿勢でやると、さらに効果あり。





・オジギソウにお辞儀をしてしまうくらい礼儀正しい。




・「『とんでモンペ!』みたいな格好だね」




・「こっちとこっち、どっちがいい?」と、
 缶ジュースなどを差し出したとき、
 よくドラマとかで見かける『時限爆弾』のコードの、
 赤を切るか青を切るかで迷っている人くらいに
 いちいちうろたえ、あせり、真剣に悩む人。




・「『あんこ』の量の問題じゃあない。『皮』の話だ」

(人生を『たいやき』にたとえたときに生まれた名言)




・かかってくるのにかからない

(電話機が壊れたときに生まれた名言)




・「根絶やしにせねば!」




・「トクミツとオオツカとヒトシくんを一緒にするなんて、
  世の中の人を、3種類くらいに分けてるんじゃない?」

(アナウンサーの徳光さんと大塚さん、草野さんの区別が
 つかないという友人が、「みんな小さいおじさんじゃん」
 と言い放ったときに返した言葉)




・「ほら、とんねるずのデカイほうの」




・「ほら、ハン獣チンターの、あの人」




・「コムロのK?」




・「全員、吉幾三じゃん!」

 (ワークマンのCMを見て)




・「これって、ご長寿クイズ?」 

 (お年寄りのインタビューを見て)









《沈黙をやぶるためのリアクション「オギャア」の図》

・握ったこぶしを開きながら「オギャア」という。

・あくまで真顔で、「いま産まれましたよ」という気持ちで。







・すらりとやせた芸能人を見て。

「ごはん食べてんのかなぁ」とつぶやく人に、

「心配だね・・・。電話してみる?」

と、真顔で心配するほど人がいい。




・(「〜してちょんまげ」について話していて)

「結局、ちょんまげ、って誰が流行らせたの?」

「むかしねぇ、たしか平安時代にね・・・」

 と、真顔で説明するほど真面目な人。




・「ふさふさの尻尾は、ヤンキーのバトン」

(80年代のヤンキーが身につけていた、
 なんかの毛皮でできた「ふさふさの尻尾」のキーホルダー。
 それが90年代に入ると髪を金色に染めた
 「ギャル」たちのあいだで流行した)




・「そいつらの人生に、
 (自分という存在を)刻み込んでやろうかと思って」

(まだ言葉もしゃべれない、
 ベビーカーに乗った赤ちゃんや小さな子どもと目が合ったとき、
 絶対に目をそらそうとしない行為について
 問いただされたときの言葉)




・「にぼしって、魚のミイラのことでしょ?」




・「七輪(しちりん)って、ただのインテリアかと思ってた」




・「えっ、バスっていう乗り物があるの?」


(以上の3つ、世間知らず発言)







《何かを先にされてしまったときのためのリアクションの図》

・「もうそれ」の言葉とともに、握ったこぶしを頭の後ろに運び、
 やや背中を反った感じで構える。

・「フライングぅーー!!」の言葉とともに、反った背を前方へと丸め、
 エビのような姿勢で両手の人差し指を突き出す。






・「なくなるよ、そりゃ。だって、存在してるものだもん」

(残りがあと1コになった『ヤングドーナツ』を前に、
 いかにも「名言」っぽく言った、友人の言葉)




・「バカ言え! フルーチェをなめんなよ!」

(デザートの味を説明していて、フルーチェを引用したとき、
 「安っ!」と言われて言い返した言葉)




・「だって。イボイボしてると、高級そうに見えるからさ」

(けっしてそうは思えない、超個人的な言い分)




・「オレたちのストーリーはさぁ・・・」

(昔の話をふり返るときにつける、
 かっこいい『枕詞(まくらことば)』)




・「きみ、何世代? おれ? おれは『ギブミー世代』」

(たぶん戦後の、アメリカ兵からチョコレートをもらっていた世代)




・「ふつうの髪型」

(最近、坊主から髪の毛を伸ばしたという
 『エグザイル』の人の話を母親がしていて、
「どんな髪型になったの?」と聞いたときに返ってきた言葉)








《昔の『なげわ』の図》


自分が幼稚園くらいのとき(いまから35年くらい前の話)、
東ハトのお菓子『なげわ』のパッケージには、
カウボーイが「投げ輪」をかまえて、馬に乗る絵が描いてあった。
『Tohato』のロゴが『東ハト』ではなく、まだ『東鳩』だった気もする。

誰か、覚えていませんか?





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さてさて。

お送りいたしました「名言集」。

いかがでしたでしょうか。



よければみなさまも、

ご家庭や職場で、

さっそく使ってみたらよかろうと思うのであります。



ぜひとも、
こぞって引用なさってみてはどうですか?



せっかく思いついた、思いつきたち。

思いつきのまま放っておくと、

せっかくの思いつきたちも、うかばれないから。


何となく思いついて、
思いつきを書き連ねてみました。




そしていつか、
このなかから本当の名言が生まれますように、と。


そんな願いも込めながら、
ぼくは、思いつきの小箱に
カチャリと鍵をかけるのであります。



これからも、
どんどんいいことを思いついていくので。


次回からも、
次々と生まれては消えていく名言たちに
ご期待ください。




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< 今日のお礼 >








以前、展覧会にいらしてくれた、大阪のお客さま。

そのお客さまより、またしてもうれしい贈り物が届きました。


この場を使い、

お礼と感謝の気持ちを伝えさせていただきます。







袋を開けると、中からはうれしい「贈り物セット」が。





「飛騨 白川郷」の手ぬぐい、すごくうれしいです。
特に、地名と景勝の図が入っている手ぬぐいは、たまりません。




こちらは「飛騨ことば(方言)」の手ぬぐい。
こういう「図鑑」的なデザインもたのしいです。
2枚とも染め(注染)の手ぬぐいです。





「飛騨牛乳」の瓶の中には、下呂温泉「ホテル水明館」のマッチ。
手ぬぐい、牛乳瓶、そしてマッチ。よく、分かっていらっしゃいます。
あまりのうれしさに、脇腹をくすぐられたように感じました。





うれしいお手紙の書かれたポストカード。
ネコの、へむっとした顔つきがいいです。






昨年、同じお客さまからいただいた「無病息災」のおはがき。
おかげさまで、風邪も引かずに新年を迎えられました。





Mさんへ。


いつもいつも、ありがとうございます。








< 今日の言葉 >



「もう、やりたいことが多すぎて、
 阿修羅(あしゅら)になりたい」

(あれもこれもしたくて、どうしようもなくなって出た言葉)