2012/10/07

家原美術館だより #4











































《家原美術館》の展示期間が終わって、

早いもので20日が過ぎました。


もう、すっかり昔話のような感じですが。

まだまだお見せしていない箇所があるので、

《家原美術館》の展示の模様を、

引きつづきお伝えいたします。



今回は「和室2」「蔵」

展示風景をお伝えいたしますので、

どうぞごゆるりとご覧くださいませ。








中庭より。向かって左手に見える棟が「和室1」で、
正面に見えるのが「和室2」です。




















和室2の風景。暑いけれど、外の風を感じてもらいたかったので、
冷房はつけませんでした。扇風機を回しての展示です。









和室2に入ってすぐ、「お名前書いて帳」と、
その奥の机には作品集が置いてあります。








たくさん飾りたかったので、床置きの展示を考えました。








奥の壁、左に見えるのが《家原健三郎》。ぼくのおじいちゃんです。
その右が《うまと蝶々》と《神さまのロボット》です。








《鳳凰》《お城王子》《ハイ、ワカリマセン!》など、
小さな作品もたくさん飾りました。








奥のふすま、左端《頭が光った》。今回みなさんにお渡しした
「家原美術館限定手ぬぐい」の元になった絵です。








中庭からは、風だけでなく光もさんさんと差し込んできます。
むかしの人は、こんなにきれいな光と影に包まれて
生活していたんだな、と感じました。







《派手な鎧(よろい)を着た姫》と《コントロール不能》。








《考えるまでもない》と《少数民族部族》。








《やさしい魔女がリンゴをくれた》と《優等生には分からない》。








左から《公園マン》《イソギンチャクの花》《手をふる人魚》。








同じく左から《野良猫》《やさしくて強い動物》
《空を飛んだイカルス》《ミラーボールガール》。








床の間に飾ったおじいちゃんの絵に、
雑貨屋さんとコーヒー屋さんのお2人からいただいた
フルーツ盛りをおそなえしました。








床置きの絵を45°に支えるための「脚」。
9㎜厚のラワンベニヤでつくりました。








左手《機関車(N1974)》は、展覧会が終わって、
ぼくの手もとからお客さんのもとへと旅立ちました。








古い鏡台と《海の生きもの》。







右手が「和室2」。
縁側(廊下)の先は「和室1」です。








「蔵」は、和室1の北側、
坪庭を抜けたところにあります。









こちらが「蔵」の中のようすです。
今回の展示での「蔵」の役割は、自分の『内面』や『過去』を伝える場所。
蔵の中央にベンチを置き、じっくり眺めてもらえるようにしました。









ほの暗い蔵の中、2002年ごろから2009年の作品まで、
スクラップ・ブックみたいな感じで、めちゃくちゃに飾りつけました。









蔵の作品展示数は50点ほど。四方の壁をぐるりと取り巻くように飾りました。
右手に見えるのが《夜》という作品です。






 



・・・以上。


和室2、蔵の展示は、こんな感じです。




お送りいたします。


それでは、また。

次回をおたのしみに。



★《家原美術館だより#1》〜 7歳の女の子とぶたまんじゅう の巻
★《家原美術館だより#2》〜 緑色のボールペン の巻
★《家原美術館だより#3》〜 120円とキーホルダー の巻











< 今日の言葉 >


「はい、敬語は得意ざます」

(「えっ、『ざます』って敬語じゃないの?」)